杜の都のSF研日記(アーカイブ)

旧「杜の都のSF研日記」http://d.hatena.ne.jp/sftonnpei/ 内容を保管しております

NHKスペシャル 「サイボーグ技術が人類を変える」

不祥事に関してはいまさら言うべきこともないが、やっぱりNHKの作るドキュメンタリーは
いい。障害者関連となるといろんな前例がありますが。
わかってはいても、実際に動く義手・頭ににプラグ・電流刺激で豹変する顔の筋肉・遠隔操作されるネズミ
ってのはインパクトがある。で、ネタ的に
DARPAの発表会がいかにもアメリカ的、それ以上にメタルギア的。ナオミ・ハンターみたいな美人科学者が
実際にいるらしい(爆) 意気揚々と神経科学の軍事への応用を説いていた
・脳への電流刺激で病気をコントロールといったらやっぱりマイケル・クライトン「ターミナル・マン」だよなぁと。
とある男の暴力的発作を抑えるため、発作のたびに快楽神経を刺激して発作をすぐ抑えるのだが、
脳は次第に快楽を求めて発作を自ら多発させ始めて…
クライトンアンドロメダ的に偽ノンフィクションを作ろうとしてトホホになった珍作。
「電子頭脳人間」とゆーあんまりなタイトルで映画化されているらしい。手に入るんだろうか
ブラックジャック」の封印作品「快楽の座」も同様な内容だそうだ。

NHKサイボーグ特集のまとめサイト のようなもの
http://matsuda.c.u-tokyo.ac.jp/sci/project/nhksp/