杜の都のSF研日記(アーカイブ)

旧「杜の都のSF研日記」http://d.hatena.ne.jp/sftonnpei/ 内容を保管しております

読了(ネタばらしてます)

[マンガ] 破壊魔定光 第12巻 (ヤングジャンプコミックス)

戦闘シーンが主体の漫画であることは知っていたが、それでも平行宇宙の話に対する作者なりの結末に期待していただけに残念な結末だった。

[小説]聖刻群龍伝―龍攘の刻〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)

個人的にはそれなりに好きなこのシリーズ。戦記もの(?)。戦の主体は巨大ロボット。
英雄になった後、主人公は、友人に陥れられて都落ち、ついでに恋人に捨てられ自閉症になっていたところで、かわいがっていた弟に反乱を起こされ、さらに腹心の部下とも敵対する、というこの怒涛の展開はとても気に入っていた。しかし、この巻ではそのあたりは既に終わっており、どん底にいた主人公は復帰して普通の戦記に戻っている。
まぁ、普通に面白かったな、と。
ちなみに、コレ、シリーズ通算18巻目です。

フルメタル・パニック! 燃えるワン・マン・フォース (富士見ファンタジア文庫)

とりたてて面白いわけではなかったが、これまでの話の幕間としてはいい出来だった。
ただ、もうちょっと早くだして欲しい。

抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王 (富士見ファンタジア文庫)

純粋なファンタジーから一歩ずらした感じの作品。新人。
なかなか上手なストーリー構成で充分面白かったのだが、ラストで魔王様が逆襲していた相手は実は○○でした、とか言われても…。

電蜂 DENPACHI (富士見ファンタジア文庫)

個人的には今すぐ古本屋へ持って行きたい類の作品。
ただ、読んでいて『リアルライフ―この時代に生きることを (ファミ通文庫)』を思い出した。あの作品は面白かったなぁ。ちなみに、感想はここあたりが妥当。いいね、シャッターチャンス!

戦う司書と雷の愚者 BOOK2 (集英社スーパーダッシュ文庫)

意外性の少ないストーリーに、とりたてて立っているわけでもないキャラ、正直私が好きになる要素はない気がするのだが、実はけっこうお気に入り。ちなみに、戦う司書さんはシリーズの主人公で物語の主人公は別の人。
綺麗な話には、それだけで価値がある。