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少々クドイ作品ですが、面白かったです。なんとなくきのこへの影響も感じられましたし。どこがミステリなのかは全く分かりませんでしたが。
- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1994/08/31
- メディア: 新書
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ところで、一つか疑問が。
p.216辺りで、関君が夢の中で『おかあさん』という言葉を忘れています。p.417を見る限りこの言葉が作品のキーの一つになっているはずなのですが、なぜ忘れているのかが分かりません。これからこの作品を読む人はこの辺に気をつけて読んで、私の問いに答えをください。
7は孤独な数字である。それはBとDも同様だ、という話が分からなかったのは少々理系として恥ずかしかったかもしれませんな。とはいえ、そんなことは関係なく、ウイルスに感染した形跡もなくOSがバグッたら、それはOSのほうを疑うのは当然だと思うのですが…。
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1996/04/03
- メディア: 新書
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ちなみに、コレも推理する余地があまりないですな〜。私の兄は大好きなようでしたが、個人的にはちょっと無理があったように気がします…、というか、あんなのわかるか!
ちなみに、肉親を殺して孤島に監禁されているところや、密室殺人において死体の四肢を切断した理由などにニシヲイシン(キーワード回避のため、特別表記)への影響が強く見られました。
この作者はもうそれなりの年齢なのでしょうから、わたし如きがこんなことを言うのもなんですが、この作品を読んでの感想は、若いなぁ、と。
- 作者: 法月綸太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1988/10
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全体的にバランスが良く、面白い作品でした。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: 文庫
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ラストの第五章の存在がこの小説の価値を高めており、云々という感想を考えながら、心の底にはとてもありきたりな感想しかありませんでした。
- 作者: 片山恭一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/07/06
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つまり、どこで泣けばいいんだ、コレ?