杜の都のSF研日記(アーカイブ)

旧「杜の都のSF研日記」http://d.hatena.ne.jp/sftonnpei/ 内容を保管しております

姑獲鳥の夏 (講談社ノベルス)

姑獲鳥の夏 (講談社ノベルス)

少々クドイ作品ですが、面白かったです。なんとなくきのこへの影響も感じられましたし。どこがミステリなのかは全く分かりませんでしたが。
ところで、一つか疑問が。
p.216辺りで、関君が夢の中で『おかあさん』という言葉を忘れています。p.417を見る限りこの言葉が作品のキーの一つになっているはずなのですが、なぜ忘れているのかが分かりません。これからこの作品を読む人はこの辺に気をつけて読んで、私の問いに答えをください。

すべてがFになる (講談社ノベルス)

すべてがFになる (講談社ノベルス)

7は孤独な数字である。それはBとDも同様だ、という話が分からなかったのは少々理系として恥ずかしかったかもしれませんな。とはいえ、そんなことは関係なく、ウイルスに感染した形跡もなくOSがバグッたら、それはOSのほうを疑うのは当然だと思うのですが…。
ちなみに、コレも推理する余地があまりないですな〜。私の兄は大好きなようでしたが、個人的にはちょっと無理があったように気がします…、というか、あんなのわかるか!
ちなみに、肉親を殺して孤島に監禁されているところや、密室殺人において死体の四肢を切断した理由などにニシヲイシン(キーワード回避のため、特別表記)への影響が強く見られました。

密閉教室 (講談社ノベルス)

密閉教室 (講談社ノベルス)

この作者はもうそれなりの年齢なのでしょうから、わたし如きがこんなことを言うのもなんですが、この作品を読んでの感想は、若いなぁ、と。

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

全体的にバランスが良く、面白い作品でした。

世界の中心で、愛をさけぶ 小学館文庫

世界の中心で、愛をさけぶ 小学館文庫

ラストの第五章の存在がこの小説の価値を高めており、云々という感想を考えながら、心の底にはとてもありきたりな感想しかありませんでした。
つまり、どこで泣けばいいんだ、コレ?

記録
ラーメン
あべ食堂
大安食堂
本家大みなと味平


妖精美術館
場所