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- 作者: ジェフリー・A.ランディス,Geoffrey A. Landis,小野田和子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/05/01
- メディア: 文庫
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探査を近年の探査に加わった立場から細かく描いていている。「地球の太陽面通過」@太陽からの風的。
でも、アメリカでの出版は2000年。ISS・シャトル後を正しく予見できていたかといえば少し疑問はある。
・・・近未来宇宙モノにはつき物なのでそこだけは目をつぶってあげてください。
SFミステリ部分は、真っ先に死人が出ているくせに関係ないという点だけマイナス。
個人的に火星クジのアイデアは無理ではないかと思うのだが。でも、実現したら借金してでも買うよ
- 作者: ウェンスペンサー,Wen Spencer,赤尾秀子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/07/01
- メディア: 文庫
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やらアンダースンやらという先人がいたりするがここは量子論的アプローチ(に天才少女 こちらはお約束)
ところが、ジャパニメーションに染まっていると自称している本人の登場させる日本的モチーフなどが
どうもSAYURI的エセジパングを見せられた気がして。それを抜きにすれば最後に拍手喝さいでしめられる
気持ちいい作品ではないかと。にしちゃ手に取りにくいか?
- 天の声
SETI計画そのものへの疑問を投げかける一作。記号論的解読に関して触れられないのはサイバネティクス
関連に詳しい人だけに残念な気はするが、人類の追い求める「知」そのものが大きな罠である可能性
は面白いと思う(そして、恐ろしいと思う) 「我々は百科事典を燃やして暖を取る野蛮人であるかもしれない」
実際、SETI@homeでの有意信号発見後の対応に関しても議論はあるようだが。
- 枯草熱
イタリアで相次ぐ怪死事件を追う元宇宙飛行士の話。「捜査」がミステリの形をたどって最後に「解明」
を放棄して事件を解決したのに比べるとこちらは解明はされたがそこに潜む現実とか思惑にはやはり
手を触れられない、というところか。
確率論と連続怪死、そして共通点と因子X。なんだか最近、同じようなモチーフを見たような・・・