杜の都のSF研日記(アーカイブ)

旧「杜の都のSF研日記」http://d.hatena.ne.jp/sftonnpei/ 内容を保管しております

MACROSS PLUS

SF研の先輩から借りることができたので、さっそく鑑賞。
よく知らないのだが、OVA版をリメイクしたのが映画版、ということでよいのだろうか。なにやら部内の先輩方にとってはよほど印象深い作品らしく、たとえ賞賛の言葉であろうとも、迂闊な言葉では先輩方の心象を悪くしかねないことを知りながら、そんなことはさくっと無視して感想を。
現在に生きる私には、当時のアニメとしての作画の出来の良さは理解できないわけで、その辺はスルーするしかないわけだが、そんななかで作中の人物たちの表情は素晴らしい。特にシャロンの持つ色気などは怖いほどだ。アニメに対してこういう感覚を覚えた記憶はほとんどになく、方向性こそ逆ではあるものの、宮崎アニメの登場人物に匹敵しそうな感じである。ま、いくらできが良くてもシャロンの顔そのものが好みじゃないから関係ないけどね〜。
また、音楽も良かった。戦闘機の争いに適したリズムを始めとしたノリのいい音楽から、ミュウの歌う穏やかな歌までかなり出来が良い。が、それはアニメの曲としてみた場合であって、シャロンの歌で世界中の人間を魅了できるという意味では決してない、ということだけははっきりと宣言しておきたい。
と、まぁこんなふうに楽しん鑑賞したわけだが、結局私が一番楽しんだのは戦闘シーンだった、というお話です。