杜の都のSF研日記(アーカイブ)

旧「杜の都のSF研日記」http://d.hatena.ne.jp/sftonnpei/ 内容を保管しております

読了

亡国のイージス<上・下>(福井 晴敏)

遂に読了。思ったより古い作品だったんですね。テポドンが話しの中心にあるから驚いてしまいました。評価としては、それなり、といったところですな。映画よりはずっとマシでしたが。
一言だけ感想を。皆さん、幻覚はほどほどに!

灼眼のシャナⅩⅠ(高橋 弥七郎)

この作者は読者(というか、わたし)を舐めてるんでしょうか。いや〜、全く話が進んでない。ほのぼの学園生活など興味は無いのですが。敵を出せ、敵を〜。なんつ〜か、無駄金使わされた気分ですよ、ホント。
一応、次回に期待です。

とある魔術の禁書目録インデックス⑦(鎌池 和馬)

この作品は、三作目までは面白かったんですがね〜。突っ込みどころは多かったけど、それを超えた勢いがあったんですが…。今となっては、突っ込みどころしか残ってない感じです。パターンに変化が無いし。ヒロイン多すぎてキャラが放置されてるし。

終わりのクロニクル⑥<上・下>(川上 稔)

シリーズ六作目。この作品は遂に次巻(来月発売)でラストなのでまとめに入ってしまいました。物語を収束させるためにギャグ成分がいつもより少なくて残念です。
執筆も異常に速いし、作品も全体を通してみれば十分に面白かった(かなり個人の趣味によりますが)ので、まぁ、この作者には文句などありませんな。

ボクのセカイをまもるヒト(谷川 流)

谷川流の新シリーズ。感想は一つ。いい加減『学校を出よう』の続きを書いてくれないかなぁ。
一般人としか見えない主人公を異世界群からやってきた女の子二人が護る、という話。だが、襲ってくる敵はやる気がない、というか、襲うのも護るのもはじめから偉い人たちの脚本にしたがっているだけ。主人公に世界を救ってもらうためにサル芝居をしてるんだとか。これも、なんかのSF作品がもとになっていたりするんでしょうか。まぁ、どちらにしろつまらないという現実は変わりませんが。