杜の都のSF研日記(アーカイブ)

旧「杜の都のSF研日記」http://d.hatena.ne.jp/sftonnpei/ 内容を保管しております

中毒にあらず

電車の中はイーガンかハイペリオン」で潰そうかと思案中
提供者の皆さん、ありがとうございました

宇宙消失 (創元SF文庫)

電車で読もうと思ってたが結局一晩つぶす。漢字の「幸せ」より「しあわせ」ってなんか格別だ。手が加えられてそうで。
「真の」アンシブルも観測で決まるのかと思ったんだがな

ストリンガーの沈黙 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

姉御(師匠)とその弟子たちの大活躍。「パンドラ」を読んだ後だと、コレでも読みやすく感じる
ただ、地球の皆さん頭悪すぎ。航空宇宙軍史ファンとしては「敵もさるもの」という展開が欲しかった

エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))

エンダー蒼っ!訳硬っ!でも淡々とその状況を飲み込んでいる「自分」と作中の「オトナ」が恐ろしい
映画化も進行中とのこと。たしかに連中の好みそうな素材だな

獣たちの夜―ブラッド ザ ラストバンパイヤ

小説としてならやっぱりTOKYO WAR MOBILE POLICE PATLABORのほうがずっと上。でも、あの「カミソリ後藤」の正体が
アンデルセン神父だなんて… 「A M E N !!!」 PAM ! PAM ! PAM !

中継ステーション (ハヤカワ文庫 SF 265)

 今ならコレもラノベ扱いなんだろう。でも、変にジャンル分けしたくない。惜しむらくは復刊されていないこと。

あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)

 個人的にはイーガンチックな「美醜について」がベストだが表題作や「地獄、それは神の不在なり」もグッド。

神狩り (ハヤカワ文庫 JA (88))

 そうか、「記憶汚染」の下にあるのはこれか。(結論も方向性もまるで異なるが)
言語がメインテーマだし、神林的解釈も読みたい。

マルドゥック・スクランブル

 気がつけば親父にブラックジャックを解説していた自分がいた。恐ろしや。

川の深さは (講談社文庫)

 DAISシリーズ第一作。「彼女を守る、それが」ときて思わずアタマの中では「俺の存在意義だ」
という言葉が続いてしまった。いかんいかん。そいつはネズミ型万能兵器の台詞だ