杜の都のSF研日記(アーカイブ)

旧「杜の都のSF研日記」http://d.hatena.ne.jp/sftonnpei/ 内容を保管しております

叛逆者の風景

この国の原風景が一気に東宝的決戦シーン、そして「90式はブリキ缶だぜ!」とスピーディーに切り替わり
あっという間に「名前を奪われた」とくるOPにシビレます。
こういう作品を方って系統付けられるほど詳しくないが仮想戦記・シミュレーション小説から日本のカタチを問う上で
分割国家日本、敗残国家日本、列強日本といったバリエーションが誕生。もちろん実験材料としての意味も大きいが。
この作品を商売側は「冷戦構造」と見る向きがあったそうだがそこはまだ別の国家の動きがないのでイマイチ不明。
メカに関して言えば冷戦終結湾岸戦争、「国際貢献」のあり方が問われる中で登場してきたパト2とTA/MF
の影響はまぁ、同じとこだし大きくて当然か。近未来的リアル系ロボでは二足歩行兵器を使う理由が市街戦・不整地
での機動力とこれまでとは違うスタンスをとっているところがポイントであることが多いがこの作品も
「日本」という局地での対テロ云々ゆえになおのこと強調されそうな予感。
 某国だと自由を勝ち取った国ゆえか自由を奪い取られる恐怖からか「AMERIKA」(米国が赤くなり、高校生がレジスタンス)、
若き勇者たち [DVD]」(第三次大戦で空挺部隊が強襲、やはり高校生がレジスタンス)、そしてSFドラマ「V」
(こちらはファーストコンタクト物が一変)といろいろレジスタンス物にもあるという。うむむ。Vは再放送の記憶が少しだけ
あるのだが。
そんなわけであの世界がどこでフラグを立て間違えたのか、そしてそのことが兵器等のオーバーテクノロジーと関連するのか
あとは某テロ集団*1とは違うところはどうなのか等期待したいところ。
…ごめんなさい参考にする作品が偏りすぎて。

*1:説得しかけてだまし討ち、最初に負けそうな奴をかばうなど