杜の都のSF研日記(アーカイブ)

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俺たちの聖夜(ツキフピリンチ)

そんな訳で、八○山橋の下に行ってきました。



計画を実行する刻が来ました。
これまで、我々秘密結社『猫○飯店』はこの日のために入念な準備を整えてきました。まず、侵入経路を 友人が 調べ、怪我をしないように軍手を 私の分も友人が 準備し、沢を歩くことを考慮して専用の靴を 友人は 購入したのです。また、険しい道を進むときの基本として、両手は使えるようにしなければなりません。当然、 友人の 荷物は全てリュックにいれて移動します。
集合は朝の10時。ちらちらと雪が降り、ホワイト・クリスマスに期待がふくらむ、この日、この刻。彼にとって、私と雪、いったいどちらが冷たかったのか・・・。


出だしから空気の重い私たちの苦悩を嘲笑うかのように、世界は新たな試練を我々に投げかけてきました。
・・・なんと、調べてあったはずの侵入経路に『立ち入り禁止』の立て札が。おまけに門に鍵までかけておく念のいれよう。
   ―さて、どうする?
我々は既に二十歳を超えた身、罪を犯すわけにはいきません。もはや若気の至りでは済ませてもらえないのです。「この道は通れるようになったってネットに書いてあったのに!」などと何の解決にもならないたわごとをほざき始めた隣の男を鉄拳で制裁しつつ、私は打開策を検討します。
ふっふっふ。しかし、この立て札を立てた人間は愚か者だったといっていいのでしょう。私は考えながら思います。なぜなら、禁止されればやりたくなるのが人の情というもの。犯罪者になるつもりは全くありませんが、その一方で私の闘志は静かに燃え上がっていました。なんか楽しいじゃないですか!
   そして、五分後。我々は無事、目的地に向かって歩き出していました。
そう。答えは簡単だったのです。『ここから』先は立ち入り禁止、であるならば、『ここ以外から』先は通行禁止ではありません。よって我々は川に沿って下り、柵がないところから川原に降り、そこから上流に向かって歩き出したのでした。
馬鹿じゃないでしょうか・・・orz


えまーじぇんしー。えまーじぇんしー。
もじをかくのにあきました。ここからさきはやすみちゅうにきながにこうしんしていきたいとおもいます。
さようなら。