杜の都のSF研日記(アーカイブ)

旧「杜の都のSF研日記」http://d.hatena.ne.jp/sftonnpei/ 内容を保管しております

明後日、そんな先のことは分からない

無料配信の「装甲騎兵ボトムズ」が完結。これまではちょびちょびとしか見ていなかったので通して見られて感慨もひとしお。
51話「修羅」の作画は噂どおり。というか作画が修羅場というやつか。始まって以来の主人公専用機の大活躍なのに。
何はともあれ最終話でしっかり作画が戻り(ちゃんとアクションも冒頭にあったりする)、キッチリ終えているのだからいいのです。たぶん。
 アーマードコア第一作の(全ミッション中最高難度として悪名高い)最終ミッション「レイヴンズ・ネスト」後半は
造形も内容もズバリそのものなことに気がついて改めて影響力の強さを実感した。各クールごとに元ネタがちゃんと
あるにもかかわらず、しっかりとした独自の世界観を作り出し、他の後続のリアルロボットの足がかりとなっている所が
興味深い。ローラーダッシュが発明されなかったらリアルロボットは袋小路に入っていたのかも。
 戦争しか知らなかった男が、初めて愛と仲間を知る。しかし自分の存在も愛も、絶対なる支配のために
あらかじめ用意されたものだった。男は「自分が自分であるために」全てを用意した神へ挑戦する。
そして文字通り神を殺す。それでもまた戦争は始まる。戦争のためにしか存在しない人間兵器たる自分と
同じ目的のために創られた恋人。二人はいつか来る日のためにコールドスリープに入り、ひとつ筋の星
として宇宙へと消えてゆく。

神が死んでも戦争は起きた。戦争がある限り利用される。俺たちはこの時代に生きるべきじゃないんだ。

なんか理想だけぶつけ合ってあとは力比べで終わってしまう皆さんにいろいろ聞かせてやりたい。
 これでもう某無料配信で見るものがなくなった・・・・と思っていたらなんかまたいろいろと始まるようで。
さらにテレビ出力可能な専用チューナーがでるとか。むぅ。ちょっと欲しいかも


いっぽうやっほー動画のほうでは・・・部会でも紹介された例のサイファイチャンネルで作成されたやつが放映ですよ
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00012/v00938/
一話を見て冒頭でいきなり「名前で」呼ばれてるじゃん!と思ったのは秘密だ。


地上波はなんかテコ入れで俄然面白くなったもの、なんだか路線が読めなくなってきたもの、
そして新たにサウンド・オブ・サンダーばりに過去干渉がダイレクトに反映される時間SFぅ??!!
まったくもって油断ならん!