杜の都のSF研日記(アーカイブ)

旧「杜の都のSF研日記」http://d.hatena.ne.jp/sftonnpei/ 内容を保管しております

造形集団 海洋堂の軌跡

http://info.pref.fukui.jp/bunka/bijutukan/bunka1.html
http://www.kaiyodoten.com/(バーチャルツアーがある)
 県立美術館で28日までやっていると聞いたので一路県庁所在地へと向かった。
ちなみに今期だけは18切符を使った方が安い。往復1600円以上のところは切符が売れるんだろうか。


 しょっぱなから壁を埋め尽くすチョコエッグの動物たち(もちろんシークレットを含む)
王立科学博物館タイムスリップグリコWTMワールドタンクミュージアムももれなくあり、
史上最も謎なシークレットである「赤いティーガーI」も初めて現物を拝むことができた。
版権ものも当然展示されていて、ハイジの近くに危険な神父とか執事とかが展示される
一種シュールな光景が見られる。また、食玩の製作プロセスを順に追うこともできる。


 後のコーナーでは船舶模型からスロットレーシング、プラモデル・ガレキ作成とシフトしてきた歴史
を振り返ることができる。初期プラモデルの山から社屋の大魔神、パペッティア人のメーカーが作ったPS
など面白いものがたくさんある中、わざわざ「DAICON IV」の上映コーナーも設けられてたのは興味深い。
 場所が場所*1なためか学ランの皆さんが結構いたが会話を聞く限り大分分かってらっしゃる
ようで。某先輩の地方とオタクというものの関連をなんとなく考えずにはいれない気がした。
やっぱり密度的には多い(むしろ「濃い」というべきか)のか。


 一品ものだけでなく最新の「REVOLTECH」展示もあって、弐号機が延々ポージングして可動をPRしていた
展示販売もあったが実家からまた運ばねばならないためパスした。欲を言えばイシュタルMK-IIがでたら(ry
 ちなみに写真撮影可能なのはMADMAXな人ただ一人。それはちょっとケチかな。
何はともあれコンビニの一コーナーで思わず足を止めてしまう人にはたまらん企画展ではないだろうか。
でもその次の展示をスルーする人が多いのは泣ける。俗世に染まった後のクールダウンも大事だぜ?


このあと、ヨーロッパ軒のソースカツ丼を久々に食べた。東北ナイズされた味覚にはアレでちょうど
良く感じてしまうらしい。フルーティーなソースが良く合うのである。

*1:県随一の進学校の隣にある