杜の都のSF研日記(アーカイブ)

旧「杜の都のSF研日記」http://d.hatena.ne.jp/sftonnpei/ 内容を保管しております

だがそれもまたガンダムだ

1〜3話まで放映されたガンダム00について今のところ分かったこと

  • 戦闘中捨てるものは既存技術 新技術はリスクを犯してでも再回収

乙女座君との戦闘で分離してた盾をちゃんと持ち帰っていたのがえらい

やっぱり晩年はGN理論を一人でコツコツと?自分の発明が人類に「変化」をもたらさなかったからとか?
ただし、かなり昔に死んでいる人間という「愛国者達」ネタをどう処理するんだろう
300年後なら死んだ人間のビデオ偽造は出来s<<キーワード検閲されています>>

とはいえ、MS一機をあんな簡単に運ぶことを許すとちょっと先が不安
ちなみに軌道エレベータが安定している点は地球上に一箇所しかなく、赤道上どこにでも立てたいという場合
には劇中のようにリングで囲む「宇宙のネックレス」が必要となる
ということは一機がテロで倒壊すると周りの太陽光発電システムと他のエレベータもまとめて崩壊するかも

  • 他のガンダム世界ではおなじみの「コロニー建造」も行われてはいる

あの分だとあれでも国家主導?どこに作られているかの説明等はなし
これまでのガンダムだとオニール案にならって月もしくは小惑星から資源を調達していることを考えると
やっぱり宇宙開発に関してはさほど進歩が無いのだろう

GNドライブはガンダムにしか搭載されていない
これって後々問題となりそう ガンダムを出しちゃったためにトレミー動けず拿捕、とか。


感覚としては「フロントミッションまたはガングリフォン世界にガンダムが召還されました」
といったところか。ガンハザードでも諸問題の解決を目指して軌道エレベータ「アトラス」が作られた
という設定のはず。上半身旋回を駆使しながらギチョギチョ歩いて戦うアンフVSティエレンの新旧量産機対決は
洋ロボゲー*1風味だし、高機動型ティエレンのたまらん強引な飛びっぷりは第二世代AWGSに近いものを感じる。


Wの人が関わっているだけに、どういう違いを持ってくるか+ガンダムの技術に他国がどう追いついてくるか
というのが気になります。これからどうなるかはけっこう期待。


(追記)
ラストのアパートのシーンからするとあれが刹那のあぶないセーフハウスか。
メディア関係者等の第三者は皆経済特区・日本に集まってることからすると、議論の場に相当するものが日本に位置することになるのか?
あと今回も関わってる竹Pのコメント
http://www.asahi.com/culture/tv_radio/TKY200710030211.html

「かつての冷戦時代と同様、今どきの子供たちも『9・11』や『テロ特』なんて言葉の背後の空気を思いのほか感じ取っている。日本の立ち位置を含め、今と地続きの未来というリアリティーのある世界観を、それぞれ業を背負った若者たちの群像とともに描き出したい」

こういう背景があると
「ユニオン部隊へに補給作業を行っていたためにガンダムに襲撃される日本人」
ガンダムに対抗可能な新型MS導入を巡って紛糾するアメリカと日本の協議」
「ユニオンへの人的貢献を求められて組織された日本の海外派遣MS部隊」*2
といったものが期待できそうです(何)

*1:メックウォリア・OSじゃないほうのG-NOME あと日本アニメっぽいヘビーギア

*2:ってそれなんて日本外人部隊だっ!