杜の都のSF研日記(アーカイブ)

旧「杜の都のSF研日記」http://d.hatena.ne.jp/sftonnpei/ 内容を保管しております

最近の事情

実のところそれほど見ていなかったりしますが。
以下電波ならびにコジマ汚染の危険あり
前期終わったギアスについては・・・
・歴史改編として見始めてしまった
・硬派ロボットものとして見始めてしまった
・能力者バトルとして見始めてしまった
この時点で俺は釣られていた、敗北していたことに気が付かされたのであった 完
いや、好きなところもあるはあるんだが…やっぱり着地点が予想の範囲内だったのが自分としては気に入らないのであった。


ガンダム00は、ついに「計画」の一端が明らかになったことで俄然いろいろな妄想が。
第一段階 CBによる人類一本化 連邦樹立
第二段階 アロウズによる人類統制と意思統合
第三段階 イノベイターによる「対話」への準備
イオリアがどこまで考えていたかというのはちょっと分からないので、案外彼自身は第一段階だけが大事だったのかもしれない。
どこぞで言われていることとしては
・人類の向うべきは外宇宙である、と気づかされる=アシモフ「ロボット」シリーズ
・数百年前から用意されていた天才率いる計画&もしものための予備計画=アシモフファウンデーション」シリーズ
・人類のさらなる「進化」=クラーク「幼年期の終わり」「2001年宇宙の旅」
だが、本当にそうなるか・・・???


最大の謎が第三段階。「対話に備える」とは?
1・・・本当に異星人が存在し、今は人類を様子見している もしくは気が付いていない
スタートレックでは「超光速航法開発」が人類と銀河連邦接触のボーダーラインだった。GN技術がそれに相当?
2・・・イオリアたちの同志の一部は外宇宙探査に出ている。彼らはすでに人間を超越したポスト・ヒューマンとなっている
(「マン・アフター・マン」の帰ってきたジメッツ・スムートとか)
ただし、「帰ってきた調査隊」ネタはたいてい不幸な結果になることが多い。とくに日本においては。
 ・国家間の宇宙開発競争の間で見捨てられた飛行士の復讐譚(ウルトラマン「故郷は地球」)
 ・2度の大戦の陰で自力で生き抜いてきた外惑星調査隊員が争い続ける愚かな地球人を断罪(重装機兵レイノスヴァルケン2)
 ・独立戦争が失敗し、異星文明遺跡の技術を利用しながら雌伏していた「木連」による正義の聖戦(機動戦艦ナデシコ
3・・・実は外宇宙というのは釣りで、内宇宙方面の内的進化が実はキモ
といいつつエヴァはもちろんのこと最近だとギアスに出てきた親父の計画やマクロスFのネットワーク構想も「内宇宙」方面なので流石に繰り返されるとなんだかなぁ という気になる。
今週のラストではダブルオーライザートランザムしたとたんになぜか3人が「ダブルオー空間」に引きずり込まれてしまった。また試験運転でも超兵二人が反応している。GN粒子+脳量子波にはやっぱり関係が?


大穴・・・外宇宙からターンタイプが飛来。地球各地から他時代のMSが「発掘」され、嫌でもガンダム時空がつながっていることを再確認させられる
GN粒子の正体はターンタイプを構成する外宇宙で開発され、出ていく前に木星に蓄積されていたフェムト/ナノマシン 
最終回は「月 光 蝶 で あ る !!!!」地球リセット→次のガンダムに向けて地球再生 いや待てぇい!!!


ちなみに「脳量子波」という言葉は現実にはないが、理論物理学ロジャー・ペンローズによる「量子脳仮説」というものがあるらしい。
要は波動関数を収縮させる能力を脳は持つというもの。J・P・ホーガンですね、わかります(ぇー


放映前から言ってるがTVゲーム「アーマードコア」シリーズとの相違点からストーリーを読めるかもしれない。
メカデザの柳瀬氏は元フロム社員で、AC2やAAのパーツ・敵メカのデザインに協力。あと軍事考察にからんでるわれらがださくいさく氏は初代からやっている古参レイヴン。人型兵器が現用兵器に対し十分に対抗できる年代として300年後を提唱したとか。


ネタバレになるが、多くのアーマードコア世界はいったん人類が地球を滅ぼしちゃった後の話。国家という概念はなく、企業がその役割を担う競争社会。ただし人類が再び過ちを犯さないように大型コンピューターが世界を「管理」している。管理体制はやがて、世界のパワーバランスを崩しかねないほど力をつけたイレギュラー因子こと主人公により覆されコンピューターは破壊されるが、コンピューターはまるでそのことを予期していたかのように最後のプログラムを実行して人類に「未来」を託し、沈黙する。


・人類統制計画を管理するスーパーコンピューター=1の「ネストコンピューター」、3「管理者」 SL「もうひとつの管理者」
・画期的な機能を持つ新粒子 バリア・兵器にも使用可能 ただし生体に有害=4以降の「コジマ粒子」 
・GN粒子技術を使用でない旧型ではほぼ新型に勝てない=4以降のネクストVSノーマルの関係
・「生体端末」としてのイノベイターヴェーダにとっての実働部隊=3「管理者実働部隊」 ただしこちらは無人兵器
・無差別な攻撃に見えて実のところ秩序の回復(&支配)が目的=2の火星支配を目指したレオス・クライン
・計画にない「イレギュラー」な存在となったCB=世界のバランスを崩すほどの力を持ったイレギュラーな主人公


今後の可能性
1・・・イノベイターも知らない別の計画をヴェーダは動かしている
 リボンズのセリフ「レベル7まで掌握している」が気にかかるところ
 全掌握だったらこういう言い方をしないはず。まさか、レベル8以降には何か別の・・・??
2・・・ヴェーダの同系機 もしくはより強力なコンピューターがどこかでもう一つの計画を遂行している
 そのうち所属不明のオートマトン無人MSが出てきたりするかも


これからもAC的に進むとするならば、ラスボスはひろしでもリボンズでもなくヴェーダのはず。ラストバトルはヴェーダが操作する大型無人機以外あり得ん!セラフはセラヴィーに名前を使われちゃっている。となるともうひとつの存在、だけに「ガンダムアイビス」とか(ぇー


大穴・・・ ひろしがイノベイターの計画を気に入らず、裏切って皆殺し 
 その後人類すべてを戦争に巻き込むべく軌道エレベーターを襲撃する
 生き残った人々はGN粒子による生体汚染に蝕まれながら終わることのない戦いを続ける
 人類オワタ 「とぅーとぅーとぅー♪」  ・・・fa大虐殺ルートかよ!!


まぁ、とにかくいろいろな意味でこれまでの予想を裏切ってくれることを期待したい
また釣られただけだったら


「俺は嫌だね」