杜の都のSF研日記(アーカイブ)

旧「杜の都のSF研日記」http://d.hatena.ne.jp/sftonnpei/ 内容を保管しております

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」

やったー!今度はフランカー*1は無事に切り裂かれずに済んだぞ!(そこかよ)

というわけで最初からクライマックスの上、クライマックスすらクライマックスだった(何)ヱヴァンゲリヲン新劇場版の「破」。凄いのは認めるも進んでいない部分も言及されていない部分も凄くあるわけで、良いのか悪いのかは本当によく分からない。これほど2回以上見たい映画は初めてかもしれない というか絶対行くしかない


・仮設伍号機VS第三の使徒
説明口調なマリは、同じく説明口調なフィオナに慣れているので自分は気にならなかったがいろいろ文句言われそう。
なんだか感じるものがあったので、ちょっくらダスカロア+MUDANかKIKUで四脚ネクスト組んでルガトンネル突っ込んでくる
…というのが田舎リンクスの第一感想*2
ちゃんと「衝突により白熱した後、おもむろに突き破られる防御隔壁」というシーンまであるしな!!まぁ、ACとEVAは登場当初から切っても切れない縁である。最新作にいたるまで。


しかし本当に局地専用の機体だったのか(上の小型マニピュレーター=パンタグラフ 他の機体のアンビリカルケーブルに相当) 条約で各陣営三機持てるとはいえ流石に限定されすぎないか?
マリというキャラは本作では「まったく」読めない。なのでコメント保留。でも君、面白いね

・月面支部
あんだけ被害をくらっても宇宙開発やってる人類えらい!(まったくもって注目すべきはそこじゃない) まぁ、存亡がかかってるし、運び出して地球に持って帰るにはちょいとデカすぎるからか
宇宙船が「スペース1999」のイーグル号、中の宇宙服は「謎の円盤UFO」風味。帰りの宇宙船は不明
旧作だと第一宇宙速度を超えて月までいったロンギヌスの槍は回収不可能としていたが、本世界なら余裕かも

・シックスナインズ
99.9999%
アポロ計画や宇宙開発で要求される信頼性。変なほうの意味だったらマヤさん「不潔…」とだけ言って口にしないので。
99.999%の信頼性のあるシステムでも一年動かすと5分はトラブルが発生する、の意味から「five nines, five minutes」と言ったりする*3
参考:http://en.wikipedia.org/wiki/High_availability

または星野之宣ブルーシティー』で登場した言葉、人類絶滅危険度がバイオハザードなどで99.9999%に達した場合、人類自決命令により核弾頭でオゾン層を破壊し、地上を紫外線殺菌して人類&他生物を安楽死させ、未来を宇宙または地上海中に生き残った人類に託すのもシックスナインズ命令だった どっちかというとこっちかも。

・殺菌消毒
イロウルが削られてもちゃんとアンドロメダネタはあります!というわけでお馴染み「アンドロメダ病原体」の映画「アンドロメダ…」から
超閃光殺菌→消毒液全身浴→閃光殺菌→全身浴…
でも「全身」殺菌プールは映画にはなかったか。あの世界の海、赤いからてっきり血の味かと思いきや意外な事実が。

・マヤ絶叫 前作比150%増し
これが最大の満足点 でも嘔吐はしません
出番も多かったなー とくに朝の出勤シーン BGM「YAMASHITA」の流れる中映し出される第三新東京市の一日の始まり
マヤの出勤シーン ・・・素晴らしいの一言。サントラは今目覚しBGMに使っている。

・加持さん男前度前シリーズ比120%増し
ウホッ いい男まで披露(それ違う)


本当にいろいろと気になって眠れなくなりそうである。

(ちゃあしう)

*1:アスカ来日時、輸送機周りで護衛を担当 ボウガン投下でバンクして回避する芸コマあり Q予告にはカモノハシことSu-34も登場

*2:以上アーマードコア4ネタ Chapter4「Trample Machine」参照 ちなみに本作はオペレーターが坂本真綾である

*3:計算上シックス・ナインズでは一年間に30秒のエラーが発生すると考えられる まぁ、それでも5分に比べればはるかにマシか