アイ、ロボット
「マイノリティ・レポート」の「ハリウッド的解釈」がまぁまぁだったので見てみた。
人間と機械、理性と論理と対立した命題をしっかりと処理しているし、肝心の「憲法解釈」ならぬ「3原則解釈」は昔なつかしの感じでそれなり、かな。
なんだよ、敵はブレイン*1とかユーコム*2かよ!という突っ込みはあるが。
帆場英一のロボット開発者の「自殺」と、その後の捜査とかやけに動きのいい素子VSガイノイドロボットバトルなんかのアクションはやっぱりジャパニメーションの影響だろうか。
文句があるのは2つ。
・主人公がロボット嫌いな理由
うまい、んだけど複線をもっと張って欲しかった。あんまり唐突に過去をバラすと某アニメのようになっちゃうぞ
・コンビはケルヴィン博士だけか??!!(実は違う)
アシモフからクレジットを(とりあえず)もらったのならやっぱりここはアンドロイド刑事
の元祖である「オリヴァー・R・ダニール」刑事と組ませないと、と思わなくもなかったり。
まあ、優秀な別の「相棒」がいるので必要ないんだがね。
ケルヴィン博士はオバサンというイメージをずっと持っていたから違和感はなかった。