杜の都のSF研日記(アーカイブ)

旧「杜の都のSF研日記」http://d.hatena.ne.jp/sftonnpei/ 内容を保管しております

ぼくたちの汎リアル論

リアルロボットの定義
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88

自分なりにとしてみたが長いので見たい人だけどうぞ
それなりに確実

  • 人型兵器の兵器的・工業的運用と消費
    • 試作機・量産機・局地戦用改造・専用機
    • 会社名(ダグラム以降) かつて米艦載機を日本人が「グラマン」と呼ぶが如く。
    • 物量戦・大量消費・使い捨て 一方で予備パーツ・弾薬不足に悩むこともしばしば
    • 乗る人間が特別であることはあまり無い(主人公除く)
  • 人型である理由付けが明確
    • 宇宙服・パワードスーツの延長上(MS) 元は作業用途で開発されたというのも多い
    • 格闘戦をするため(MS・VFシリーズ・デストロイド) 某粒子から中性子遮断まで世界作りも行われる
    • 犯人・敵兵士に与える心理的影響(レイバー・AT-AT・ヘイズル*1 )
    • 市街地・不整地での戦闘(TA/MF・AWGS・ヴァンドルングパンツァー、ってこれ旧称だ)
  • 主題はロボにあらず
    • 道具以上ではない
    • といいつつ、「人型である理由付け」が話の核になることもある(骨嵬とその起源・素体等)
    • 人間ドラマ・政治劇・親子ゲンカに宗教、出前の論争まで

不明瞭なもの

  • 機体の強さ=個人の技量? 主人公のカリスマ性の理由付け?
    • 「メカに強い」から何らかの特殊能力へ・・・これはスーパー系でも同じ?
    • 新型人類・遺伝子改良・強化・から異能生存体まで やはりスーパー系でもある。
    • 「試作機偏重主義」 要は「専用機」のような位置づけと変わらない

実際の試作機や先行量産機は運用・実戦での課題や問題点を洗い出すためまともなに使えない
場合がほとんど。実戦テストはよほど状況が「安全」か反対に「切迫」でないと行いにくい。
F-15などの戦闘機では、機器一つ一つを様々な条件下でテストするために先行量産機を実に10機近く作っている
が多くはそのままNASAや自社でのテストに使われ続けてている(最近はコンピューターによる最適化で数は少ない)
実際に試作機がよくあるように捕獲されたら、真っ先に後方へ送られ、解体分析されるだろう。
もちろん、試作機が画期的新技術を搭載していることは多々あるので弱いかとゆーとそうでもないだろうけど。

  • リアルロボット的「演出」?演出がミリタリー的にこだわっている?
    • 空薬きょう・遅発性爆発・衝撃波と水柱など
    • 板野サーカス(ミサイルの軌道の「読み」) 初出はイデオン
    • 現用兵器との共闘 もしくは同等の戦力とみなす戦闘描写 

「演出はリアル系 やってることはスーパー系」ということもある。
例:自由・正義・暁・運命etcはスーパー系、雑魚量産機は敵味方問わずリアル系

  • 兵器の換装・持ち替え
    • 手持ち火器の元祖ははザンボット3と言われる ゲームではおなじみ。
    • ただし、それが「リアル」かといえばそうでもなく、直接武器がマウントされているほうが確実という意見もある
    • 敵にこちらの武器を/こちらが敵の武器を使う ということも発生する
  • ゲームにおける「リアルロボ」像
    • アリーナや闘技場・バトリング 「戦場から巷にあふれ出た兵器」
    • 主人公像 一兵士もあれば距離を置く立場(レイヴン)もいる
    • 人型兵器が主役となる「軍事的ファンタジー世界」?

直立している兵器=被弾面積が大きいのは理の当然。まさか匍匐前進しろとは(ry


とりあえず、スーパーロボットはそれ自身の行動・容姿から定義されるが
リアルロボットは話を進めるための道具であり、背景となる部分で定義されるものと言っていいと思う。

ストーリーからJ9シリーズをリアルにもって行く向きもあれば初代をスーパーに持っていく向きもあるだろうし
そこは人それぞれ。背景設定からすればギアスをリアル系と見ることは自然
問題はランスロットがどういう技術によるものか、そしてこれから何をするか。

範囲外として

とか?


ああ、日本語になっていない。

*1:ガンダム頭」である理由が明確という稀有な例