杜の都のSF研日記(アーカイブ)

旧「杜の都のSF研日記」http://d.hatena.ne.jp/sftonnpei/ 内容を保管しております

OBAMA訪問

NHK連続テレビ小説で主人公の故郷として、そして米大統領選挙の余波でなにかと有名になったOBAMAこと小浜市を先日ちょっとだけ訪問。というのも同じ県に住んでながら県庁所在地の関係でいつも嶺北ばっかりいってるので。天気も悪く風も強い日だったのが災いして時間が足りなかったのが残念。観光船なんかも足止めを食らっていた。デジカメ持ってくるの忘れてアドエスのカメラに頼った。まぁ京ぽん使ってたころに比べればマシか。
(以下の文章には一部妄想的誇張表現が使われています)

ドラマ中でも登場する商店街。駅前はのぼりがいっぱい。各スポットは観光地図に乗っている

駅前商店街を貸し本屋あたりで左折すると見えてくる学校の近くにある八幡神社と空印寺、そして八百比丘尼入定洞。八百比丘尼伝説は日本海側に多く伝わっているため舞台・小説はもちろん漫画、果てはホラーゲームから「芸術文学」までいろいろな話の元ネタになってきた。若狭国のある金持ちが土産としてもらってきた人魚の肉をこっそり食べて以来、年を取らなくなった娘がやがて尼となり日本をめぐって各地で奇跡を起こしたという。そして彼女が最後に訪れて終のすみかとしたのがここだとか。
 
近くの桜が咲いていた。北陸にしては早い。

荒れ狂う日本海と御食国若狭おばま食文化館。若狭国は朝廷の「御食国」、つまり年貢とは別に海産物を「贄」としておさめる国でもあった。内部展示では食文化の歴史をいろんな方面で扱っている。寒い日だったし風呂(3F)でも入っていけばよかった。
展示で気になったのはへしこに関する古文書の記述

           かも
塩米ヲモッテ魚ヲ酵ス

たしかにあれは「かもされた」結果だな。

町で見かけた応援関連はこれぐらい。ちなみにこれだと見えにくいが電光掲示板も応援メッセージを流している。


みやげ物二種を手に入れて帰還。ひとつはエチゼンクラゲのソフトクッキー。地元水産高校で粉末化されたものが入ってる。まさかあんなに大量発生して有名になるとは露知らず、イメージに響くので言いかえを要望してみたりとあったものの、利用しない手はないわけで。しかしホントに大量発生の原因は何だったんだろう。
  
そして小浜ハンバーグ (決して嘘は言っていない) 行った日は20日だったがまだ「パンに挟む方」は発売されていなかった。おそらくそろそろ発売される…かもしれない。こちらは地元でしか食べられないそうなので注意されたい。ちなみに鯖が入ってるのが特徴。ちょっとクセがある感じがバーガー向けかも。


次時間があるときはよい天気であることを願う。