10ミニッツ・アフター
- 出版社/メーカー: アルバトロス
- 発売日: 2006/07/07
- メディア: DVD
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すべてにおいてタイミングを誤っているダメ登場人物達によるタイムマシン争奪戦狂奏曲。
人の周りをぐるりと回る、ではなく文字通り回ってるだけの銃撃戦のカメラなどはまだまだ序の口。
10分しか戻せないとはいえ本編中過去へ戻った回数は実に5回!しかも後半なんかただ逃げてるだけ(その間故障中)
・タイムマシンを使うタイミングが毎回おかしい
・使うまえに落とす・奪われる・なくす
・そして肝心なときに壊れて最後ぎりぎりまでそのまま
・奪い返そうとしてわけのわからん交渉を持ちかけようとして人質になる
・銃を出すタイミングがいつも早すぎるFBI捜査官
・忘れ物が多い強盗団のおっちゃん
・悟ったのかもうフリーダムなのかわからないラスト
・いきなり転がり込んできた解決策 (かなりのルール違反!)
まぁ、あれでちゃんとしたハッピーエンドに持っていったのは感服する。
タイムマシンそのものは別の意味で画期的。
PDAサイズというかそのまんま携帯音楽プレーヤー。
しかもそれ自体に能力があるわけでなく、なんだか基地局からダウンロード
することで接触していた人間+衣服だけを10分前に飛ばせる。
(撃たれても徹甲弾なら貫通して体に残らないから復活…と言っていたがそのあと
そういう使い方をするわけでもなく、言葉だけに終わってしまった なんか使えよ!)
本編中ラフな使い方をしてしまい壊れてしまうのだが、人のノートパソコンを拝借して
Firewire(IEE1394またはi-linkでも可)で接続、ノートで基地局と接続してダウンロードすると
なぜか起動したりする謎のデバイス。んー、ipodなタイムマシンは先駆的、といっていいのか?
・・・何はともあれ今まで見た中で一番規模が小さいタイムトラベル物でありました
暇つぶしにはなります たぶん。
某世界的名探偵が活躍する映画は見てきましたが、いずれ誰かが書くと思うので私からは特に。