企画
シャトル計画&作品年表というかたちで作ってみた。 時系列に並べると、傾向も見えてくる? なお、原作発表年は原作が本国(海外の場合)最初に発表・公開された時を考慮。
最後の特集として、シャトルが真に(かつて想定されていた「宇宙のDC-3ダコタ」のような)日常に欠かせない存在となった時代を描く哀愁の作品を紹介して、次の世代を考えながら本企画を閉じることとする
日の丸シャトル計画は実際のところ結構歴史が長い。シャトル計画がコロンビア飛行で順調にいき出したころには「ヤマト」と呼ばれる小型シャトルの試案が出ており、これは(当時の)次期国産ロケットH-IIの登場で一気に具体化、H-II ORBITAL PLANE略してHOPE…
スペースシャトルを扱う作品の紹介企画の8回目。シャトルは公共事業化した宇宙開発、とはいえどもまだまだ国の大きなイベントの一つである事に代わりはなく、ケネディ宇宙基地は厳重に警備されている。だが、それを狙うものが出てきたとしたら?かの『00…
さて、スペースシャトルを知るにはその成立までを知っておくほうがいいだろう。いかにしてこの異様な宇宙機が誕生したのか? 主にEncyclopedia Astronauticaなどから情報引っ張ってきてます 他、最近の往還機開発資料ではこれなんかも ・宇宙の大目標につい…
これまで続けて来た軍用シャトルネタの〆ということで宇宙時代のカタストロフィについて。レーガン大統領の発表した戦略防衛構想SDIは強力な「盾」として機能することを目標としていた。だが、核抑止とかいう冷戦期の困った概念からすると、片方のバランスが…
アメリカが新型宇宙機「スペースシャトル」を実用化した頃、ソ連はそれに猛然と食って掛かってきたことは前回も示した通り。アメリカのシャトルは「敵性衛星の捕獲」「宇宙兵器の打ち上げ」手段であり、これは宇宙での軍事的活動を制限する宇宙条約違反だと…
スペースシャトルを巡る物語、今回はシャトルの軍事利用を巡る話を紹介しよう。スペースシャトルの登場で人工衛星の打ち上げだけでなく、その補修や部品交換が行えるようになったことは一方で衛星の大型化*1を生むが、その一方で「宇宙の軍事利用」に大きな…
スペースシャトルになぜか人命救助が任されることもある。スペースシャトルの登場は(実際にはちっともそうなっていないが)宇宙旅行の可能性を一部に掲示し、実際にNASAではカーゴベイを大量輸送用に改造したバリエーションを検討していたとされる。自分も…
いろいろやっていたらほったらかしにしてしまった。申し訳ない。 フィクションの中のシャトルを紹介する企画の第3回はディザスター特集。宇宙からの危機と言えば宇宙人と隕石がツートップで、ガンマ線バーストやブラックホールはまだまだメジャーじゃない(…
今回も引退を控えるスペース・シャトルをめぐる物語を紹介する。今回はスペースシャトルとアポロの間にあたる時代に何があったかという部分に迫る作品。 有人月着陸・探査計画は「60年代に人類を月に送り込む」というケネディ大統領の悲願を達成したものの…
スペースシャトルが引退する。このニュースに落胆を感じる人は多いだろう。もうこの白い大きな翼が宇宙へ向かうのは数えるほどでしかない。今回無事帰還し、羽を休めることとなるアトランティスの打ち上げ前〜打ち上げまでの写真たちが紹介されているサイト…